サンスクリット名
日本語名
英語名
ポーズ姿勢タイプ
効果効能
改善:腰痛
活性:内臓器官
ほぐす・ストレッチ:ハムストリングス、股関節、膝、足首
鍛える:脚全体
心への作用
こんな時におススメ
このポーズのおススメポイントは脚の付け根(鼠径部)をピンポイントでほぐしてくれるところです。「メディカルヨガ:ヨガの処方箋」1では偏頭痛や頭痛は脚の付け根のこりが一つの原因であることがあげられており、この箇所をほぐしておくことはとても重要です。さらに、このポーズは脚腰を鍛える効果もあり、妊娠中の体力づくり、産後の腰の強化にもおススメです(但し産後直後は控えましょう!)。
また、現代のライフスタイルにおいて、長時間座ることが多いため、下半身を意識する機会が減っており、ヴィラバドラーサナ2で意識を向けてみてください。
ヴィラバドラーサナ2の基本の流れ
呼吸
息を吸う:元に戻るとき
息を吐く:脚を曲げるとき
初心者へのアドバイス
最初はどうしても前脚に意識が向いてしまう傾向があります。しかし、このポーズでは後ろ脚も重要であり、意識をしっかりと向けてください。また、体重が前と後ろで50:50で均一にかかるようにしましょう。脚を曲げ過ぎてしまうと、膝の故障の原因になるため、90度という角度は必ず守りましょう。
ヨガプロップス
STEP
両手を腰に当て、右足を右に90度回す。左足は右に約70度回す。

腕:腕が床と平行になるように横に伸ばす。
膝:膝関節の安定性を保つため、右脚の膝と第二趾が一直線になるように整える。
STEP
右脚を曲げ、頭を右に向ける。

約30秒間ポーズをキープし、タダーサナに戻り、反対側も繰り返す。
あご :あごは引く。
首: リラックスさせる。
肩: 下に引く。
胸骨:引き上げる。
尾骨: 中に引き込む。
右脚: 太ももとふくらはぎで90度の角度を作る。
左脚: まっすぐに伸ばす。
左足: 外側の甲をマットに押す。
ヴィラバドラーサナ2の注意・禁忌事項
下記のケガ、不具合等がある場合はこのポーズを控えてください。
参考文献